事業補助金を利用した移住・定住事例

広島市安佐南区吉山にある一軒の空き家。
プラットフォームが2022年10月に、初めて戸山の空き家視察をした物件でした。相続された所有者の方は、広島県外にお住まいで、管理は近隣の方にお願いされていました。
築100数年の“ザ古民家!” 正面から見てとても素敵な家屋でした……中を見るまでは!
近隣の方に案内され、室内を見せてもらいました。


家の中には家財がたくさん残っています


なんと!お風呂は屋外に設置されていました


家の土台も心細い感じに!
「果たして、この家を活用したいと思う人がいるだろうか。」これが我々の第一印象でした。それから、いろいろと問合せなどありましたが、

2023年4月に活用希望者のご夫婦が購入されました。

そして今、“母屋”は住まいとして、また“離れ”を地域の皆さんと触れ合えるコミュニティスペースや簡易民泊施設など、地域の魅力あるスポットとしてリノベーション中です!

母屋の改修風景

これから、どんなスポットになるか楽しみですね……
※出来上がりましたら掲載します❣

ちなみに、この物件は“田んぼ”がついていました。
ご購入者は農業委員会に申請し、田んぼをする覚悟を決め購入されました。

「農業や草刈りをするのは大変だけど、戸山の風景を見たら疲れは吹き飛びます!」と言われています。

収穫が楽しみですね。

ご購入者コメント

建物のリノベーション(現在工事途中)は想像以上に大変ですが、完成が楽しみです。
古民家と農地の購入は、一般の中古物件を購入する内容とは少し違い、いろんな難しい面もありますが、住環境デザイン協会さんや地域の方の協力で叶いました。
今後は、私達もこの地域に来られる方々の何らかのお手伝いが出来ればと思っています。